インドの野菜 〜オニオン〜

インドの野菜 オニオン

 

野菜の三種の神器と勝手に思っている一つである玉ねぎ。残りの二つはジャガイモと人参です。インドでは玉ねぎは紫オニオンしかありません。”しか”というのは語弊があり白い玉ねぎもたまに売っていますが、基本、玉ねぎというと紫です。日本では白が大半で、紫玉ねぎが割高で売っていますが、インドでは逆転の現象が起きています。

白と紫の違いというと、色は当たり前ですが、熱を通すとくたっとして甘くなるところが白と違うところ。なので日本の白玉ねぎで飴色まで炒めるはかなり時間がかかるのですが、紫玉ねぎだとそこまで時間はかかりません。とても安価で買えるので、やたらと玉ねぎ多めに入れています。

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さてこの紫玉ねぎですが、皮を剥くのが結構大変で。というのは、皮と皮の間に細かい黒い土?砂?が入っており、爪の中に入って爪が真っ黒になってしまうのです。また、頑張って手を黒くして剥いたら中が腐っていた、だいぶ育っていて半分は緑色(ネギ部分を切って出荷しているのか?)など中を見てびっくり事件に出会います。そして極め付けが、双子玉ねぎ。でかい玉ねぎが手に入ったとほくそ笑んで剥くと双子。玉ねぎの双子ってインドで初めて出会いました。これがかなりの確率で遭遇します。そしてそれぞれ皮を纏っており2度手間。どの時点で1つの皮がまとわりつくのか。さらに半球な形をしているため、切りにくいことこの上なし。

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ロックダウン中、玉ねぎをデリバリー注文したのですが、夫がうっかり単位を見落として5キロ届いたことがあり、うちは玉ねぎ屋さんですか?状態に。この時は毎食玉ねぎフィーバーでした。玉ねぎの失敗はまだあり、写真では大きさが分からず、小さな玉ねぎ(ペコロス?)も間違って注文してしまい、届いたときの絶望と言ったら。何この小さな玉ねぎ、私にどうしろと?小さい玉ねぎだからこそ、皮を剥いても剥いても必要な量にならない玉ねぎ皮むき地獄に陥ったのでした。

 

 玉ねぎの上のネギ、もしくは小さい玉ねぎの記事はこちら。

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 野菜の三種の神器の一つ、人参についてはこちら。

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