インドの果物 〜ぶどう〜

インドの果物 〜ぶどう〜

 

インドのぶどうは皮まで食べられます。この緑のぶどうはマスカットではないか?と思っているのですがマスカットとは書いておらず、どの店でもGrapeで統一されています。もちろん紫のぶどうも売っているのですが、もちろんそれもGrape。我が家ではもっぱら緑ばかり買っています。というのもある事件があったからなのです。

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一度、息子がこのぶどうおいしそうだから買って〜と持ってきた紫のぶどうが、Java Plumという別の果物だったいう事件がありました。これが皮は渋いし中にはでかいタネが鎮座しているし、さらに口の中は真紫になるはで色々衝撃的な果物でした。皮を剥けば何とかなるか?と試してみましたが、そうすると可食部が極端に少なく、少しでも皮の部分が残っているとえぐみのある渋みが襲ってくる。1個食べて家族皆ノーサンキューになったので、一人修行のように毎日少しずつ2週間かけて食べあげたのでした。調べてみるととても栄養がある果物なのですが、2度目は勘弁。(あまりにも衝撃度に写真をとることすら忘却するほどの味)

こちらがJava Plum

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そんな事件があってから、間違いが起こらぬよう緑ばかりを買っています。このぶどうがとても甘くておいしい。日本のぶどうよりも大分甘いです。皮まで食べるのでポリフェノールも取れるのですが、やはり念入りに洗いたい。そこで房から外してざっと洗って少しの間水に浸けておきます。これはなぜかというと、お友達のお宅でメイドさんがフルーツを水に浸けていたのでどうして?と尋ねたところ、ケミカルな物質を出しているとのこと。なるほど浸透圧でか。インド人ですら農薬を気にしているくらいなので、日本感覚ではいかんのだなと皮をむかずに食べるものは、水につけてケミカル物質を減少させてから食べるようにしています。

さて、このぶどうは子供たちが大好きで、食卓に出すとあっという間に食べてしまいます。また冷凍するとシャーベットのようになるので、暑いこの季節アイス代わりに(自家製アイスの実)。私はよく学校のおやつに冷凍ぶどうを持たせていました。おやつの時間には溶けてちょうど食べ頃になっているので、夏には子供たちの大好きなおやつの一つでした。