Mughal Garden

ムガールガーデン(Swaminarayan Akshrdham)

 

お友達からデリーの大統領官邸の庭がPublic Viewingしているよ、と聞き調べて行って来ました。ちょうどトランプ大統領が訪印しており、その間2日Closeされていたのですが、私が聞いた日からRe-Openしていました。そして後10日ほどで終了という情報も同時に入手。早く行かないと終わっちゃう。急ぎ公式HPを見てみるとBookingはこちら、という文字が。Bookingがいるの!?折角なので友人も誘い、お雛祭りの日に行ってきました。

朝イチの10時入場の回を予約し、20分ほど前に到着すると長蛇の列が。あれかな?とドライバーに聞いてもらうとそうらしい。なぜ予約しているのに並ぶ必要があるのか?ドライバーも早く行って並んだ方が良いんじゃない?と言ってきたのですが、10時までまだ20分あるし、友達来てないし、外暑いからヤダと車で待機。友人が到着したので、列に並びに行くとなぜか2列ある。1列はインド人ばかり並んでいるように見える。もしかしてLocalとForeignerに分かれているのか?しかし、そんなサインはどこにもなく、あるのはBookした人はこっちね〜サインのみ。一応Bookラインに並んでみるが正解がわからない。アナウンスはあるもののヒンディーでさっぱりわからない。そこで前に並んでいた西洋人の女の子グループに、この列って何?と聞いてみるとやはりBookしている人用で、最初は隣の列に並んだけど違ったのでこちらに並び直したとのこと。あっちの列は何だろうね?なんて話している内にOpenの時間になり、一同に動き出す列。状況を鑑みるに、当日入り口とBook入口があるようで、Book列に並んでも特にFastPassではなく、身分証明が事前か事後かだけだったようです。しかも私が入場券替わりのQRコード見せても、それを見ずに日傘はダメだから、と言われただけ。Bookの意味って一体。久々のThis is India。

ガーデンに入るまでに3つのセキュリティチェックがあり、1つ目で日傘は持ち込み禁止と取り上げられ、2つ目で友人はペットボトルを捨てられ(私は水筒だと言ったらパスだった)、3つ目では水筒の水を目の前で飲め、と言われました。なかなか厳しいセキュリティ。

まず最初に訪れたのはハーブガーデン。

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雑草のように生えてますが、ハーブ。手前の説明ボードがないと素通りしそうです。

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次はBONSAIガーデン。日本人の思っている盆栽とは少し趣の違うBONSAI。ただの鉢植えとの違いは、とちょっと思ったり。

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音楽と共に噴水の水が上下するMusicファウンテン(だったかな?)。お経のような音楽が流れていました。
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首相官邸前のガーデンにたどり着きました。芝生の上に突如現れる花のフラッグ。ちゃんとタッセル部分も何かつくしのような茎で作られています。

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こちらが首相官邸前の庭。写真ではなかなか伝えきれないのですが、色とりどりの花で装われてとてもカラフルな庭でした。
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サボテン園。この配置は何かを表しているのか・・・?
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サーキットガーデン。ここで道沿いに蜂が大量発生して蜂のカーテンができている箇所があり、こんな道をゲストに通らせるなんて!さすがインド、と思いました。平然と通り過ぎるインド人に驚きが隠せません。
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最後はローズガーデン。英国風のバラ園を想像していたんですが違い、平地な感じでした。また暑さのためか薔薇たちが少しお疲れ気味。薔薇もへたばるくらいの暑さに晒され、さらにさっき見たはずの薔薇が何度も現れるというデジャビュ感(ただ複数箇所、同一の薔薇が展示されているだけ)も相まり我々の疲れも倍増。感動もそこそこに出口に向かう我々なのでした。

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3月に入ってぐんぐんと気温が上がっているインド。日傘を1つ目のセキュリティで取り上げられたため直射日光を浴び、熱中症寸前になりながら鑑賞しました(友人はペットボトル取り上げられているし)。1ヶ月にも満たない期間だけのPublicViewingですが、ちょうど気候もよく花の開花時期でもあり、緑に飢えているインド在住ピープルには癒しの庭かも。もし来年、機会があれば2月に行こうと思います。