Ajanta Cave 〜その2〜

Ajanta Cave

 

駐車場からAjanta 遺跡まではシャトルバスで向かいます。ここも例に漏らさず時間で運行するのではなく、搭載人数で運行されるため10分ほど炎天下の中待たされます。

やっと出発することになりバスに乗り込んだのですが、先発した息子たちがバスの出入り口から2列目を陣取ったため自動的に私と義母はドアの真ん前の席に。これがまさかインドの洗礼を受けることになろうとは!

曲がりくねった山道を進むため、曲がり道に来るたびに何かぽろっと落としたり落ちたりして、そのまま車外に放り出されないか心配で仕方ありませんでした。またバス停でもないのにスローダウンし、誰かがが降りたり乗ったりする。遺跡以外何もないはずなので、工事関係者か遺跡関係者かと思われます。

インドの大半のバスがオープンドアポリシーなのは、Anytime、Anywhere、Anyone get in and out のためか〜なんて手すりに必死につかまりながら考えていました。気をぬくと振り落とされそうでした。

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さて10分ほどの緊張のインドバス体験を経て、やっとAjanta 遺跡の入り口まで着きました。

お土産物屋やレストランがあり、少し拓けています。ここで最後のトイレ休憩があり、さて行こうではないか!いざAjanta 遺跡へ!と鼻息荒く向かおうとすると、この丘の上だとガイドが言うではないですか。目の前には険しい丘が。これ登るの・・?ちなみにガイドブックには、足腰の弱い人用に駕籠が用意されていると書いてあったのですが、我々は早朝に着いたため営業しておらず、帰り道で駕籠を発見しました。

子供達は休みなしで登りますが、大人は幾度か休憩を挟み丘を登ります。

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険しい丘を登りきった先には、見えました。Ajanta 遺跡が!ついに全貌を現しました。

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ちなみに、Ajanta 遺跡についてガイドから聞いた話を簡単に説明すると、

・Ajanta遺跡は全て仏教(後ほど公開するErollaは3つの宗教からなる遺跡です)

・Ajanta 遺跡には約30の石窟があり、No.1〜No.26まで見ることができる。そのうち、いくつかは公開されておらず、また1/3はUnfinishedな石窟である

・石窟には2種類あり、チャイティヤとヴィハラがある。個人的な理解としては、チャイティヤはドーム型の屋根で中に仏舎利がある礼拝堂。ヴィハラは中にはブッダが鎮座しており壁画や彫刻がある平屋

・仏教にも2種類あり、ヒナヤナとマハヤナがある。ヒナヤナはブッダが描かれおらず、マハヤナは描かれているという違(とここまでそうだったっけなあ、とGoogle先生に聞いたところ、麻原しょーこーの名前がTopにうわっと出て来たのでヒナヤナ、マハヤナについて深く調べるのはやめました)

 

その3に続く。