Dubai 〜ドバイの乗り物〜

ドバイ 〜ドバイの乗り物〜

 

常夏の国ドバイ。朝夕はまだしも、昼間になると風も日陰なく、外は干上がってしまいそうな暑さ。そうだここはかつて砂漠だった、というのを否が応でも思い出させてくれます。そんな暑さの中の移動手段としてタクシーもありますが、価格もグッとあがってくるのでお財布に優しい公共交通機関を我が家は愛用しております。公共交通機関の乗り場まではもちろん歩き。一歩進むごとにHPが消費される毒の沼のような歩道を歩きます。乗り場に着く頃には、シャワーを浴びたかのような見てくれだけれど、中身は半ミイラ化の状態に。ちなみに、観光客向けに電動キックボードのレンタルもあり、ゾンビのように歩く我々の横をす〜い〜と涼しげな顔で通り過ぎるのを、うらめしそうに眺める我が子。私たちには足があるじゃないか歩こう!と鼓舞しつつも、もちろん私もうらやましい。いいな〜アレ。

さてこちらがメトロの駅になります。近未来的な金のオブジェ風な駅。さすがゴールドの国。至る所で金色を使ってきます。金のオブジェなんて日本には浅草の金のうん○、否アサヒビールのオブジェくらいしかないのに。

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こちらがメトロ。先頭車両が女性専用で男性の乗り入れは禁止だったり、乗車中は居眠り禁止、飲み食い禁止など様々な厳しいルールが定められており、違反すると罰金になります。居眠りするな、が日本人には難しい制約かと。

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駅に入ると、自動ジュース搾り販売機がありました。オレンジをきゅ〜っと絞ってくれます。これはすごい!私が知らない間にこんな自販機が出ているなんて。いつでも生ジュースが飲める!ジュースバーなんて不要。

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ドバイメトロはいくつかゾーンに分かれており、ゾーンを跨ぐと別料金が発生します。チケットも色々種類があり説明を読んでもさっぱりわからないので、窓口でドバイモールを往復したいんだけど、どれがお得?と聞いた上でチケットを購入します。インドでは12歳以下は無料ですが、ドバイでは料金が発生しました。何歳からか忘れてしまいましたが、5歳の息子は無料でした。チケット売り場で今回は1日(24時間)メトロ・トラム乗り放題チケットを購入します。クレジットカードも使えます。

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こちらが1日乗車券。これを改札でかざすと、あと何時間このチケットの効力が残っているか、というのが表示されます。

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駅です。ゆりかもめの駅のようです。

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中はこんなです。あまり椅子がありません。椅子があると寝ちゃうから?

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こちらはトラムです。メトロのトラムの違い。私の勝手な解釈では、メトロはモノレールのように上を走り、トラムはちんちん電車のように地上を走るです。改札はなく、出入り口にチケットをタッチする機械があるのみのオール無人です。すご〜く近代化された叡山電鉄(京都の比叡山の麓を走る電車)というのが私の感想です。

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超近代化された叡電(叡山電鉄)なので、駅はガラス張りだし単線でもありません。レールだって枕木や砂利なんてありません。なのになぜ叡電感が漂っているのか、ただそれは街中を走っているからでしかありません。それなら湖西線(琵琶湖の周りを走る電車)でもいいではないか?とおっしゃるかも知れませんが、私の中ではダントツ叡電です。

行きはメトロの駅まで灼熱地獄を行進しましたが、帰りはトラムに乗ってホテル近くまで行けるので楽チンでした。ここで疑問が。なぜ行きもトラムに乗らなかったのか!?答えは1日乗車券はトラムの駅では売っていないから。ケチくさい我々は、1日乗車券と個別買いのどちらがお得か、その時は不明だったので歩くことを選択したのでした。

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電車以外にもドバイの移動手段として、観光二階建てバス。青色と赤色があり巡ってくれる地域が違うみたいです。

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港の街なので、観光船もあります。

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その他、アクティビティとしてジップラインと呼ばれるビルからビルへのなりきりターザン体験。この3本のライン。実は電線じゃないんです。

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今、人が空を飛んでいたと夫が言い出し、暑さで脳味噌沸いたか?それともフライングヒューマノイドのことか?と一瞬思ったのですが、確かに!人が空を飛んでいました。興味がてら料金を調べたところ2万円弱。都会のターザン、もしくはバットマン、アイアンまでも可、メルヘンな所で永遠の少年ピーターパンになりきりたい人は是非。1kmの空の旅。最高時速80km出るそうです。

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