メトロ 〜Rapid Metro〜
メトロ 〜Rapid Metro〜
英会話のお友達と大人の遠足と称してメトロ体験をしてきました。まずは近場から徐々に移動距離を延ばし、次はデリー、最終的にはジャイプールに行く、というのが私の野望です。
電車の旅の第一歩として今回選んだのは、英会話教室付近の駅からCyber City（オフィスビルが立ち並びレストランもたくさんある）に行って帰ってくるという経路です。これなら乗り継ぎ不要。まずは電車の乗り方と車内用の様子をチェックするというのがミッションです。ドライバーに今日は電車に乗るから！またここに帰ってくるから駅で拾ってね！とさりげに電車に乗るぜ自慢をして車を降りた私。実はこの遠足を企画してからワクワクが止まらない私。
さて、今までは中に入っても歩道橋としての利用しかしていなかった駅に突入開始です。まずは切符売り場を探します。どこだろう？あった、ここだ！と”Token”と書いてある窓口に行くと５つある窓口全てにCloseと書いてある。どういうこと！？と辺りを見渡すと改札付近にある窓口がどうやらカスタマーサービスとトークン売り場を兼任している模様。そちらで行き先と人数を申告しトークンを購入します。窓口と話しているにも関わらず普通に横入りしてくるインド人。ひるむと負けを意味するので窓口との会話は途切れさせてはいけません。常に戦い続けないといけないインド。
ちなみに今回はCyber Cityまでの６駅の旅です。片道35ルピー（50円）。安い！
トークンはこんなのです。とてもちゃっちい。ここにICチップでも埋め込まれているのでしょうか？トークンを買ったので次はホームに突入です！
と、ホームに行く前にまず関所①のセキュリティチェック（荷物と身体検査）があります。チェックを過ぎると次の関所②自動改札機が。四角いディスプレイにトークンをかざすとディスプレイ上に幾らチャージされている金額（今回は35）が表示され、ゲートが開きます。
ホームで電車を待ちながら路線図を見ていると、日本人か？とおじさんが話しかけてきました。初めて乗るけど意外と綺麗でびっくりした、なんて話したところ、俺は２回目だ、今日は車がどーたらこーたら、グルガオンのメトロは出来て４〜５年だけどデリーは10年以上だからこんなに綺麗じゃない、など教えてくれました。電車は４〜５分おきに来ます。時刻表はないけれど、少し待ったら来るのでヨシとしよう。日本の東京メトロ並みの運行状態です。ちなみに車体の窓は全てスモーク的に何かが貼ってあるので外から見ても何も見えません。そしてこれが中で何か起きても見えないじゃん！と私にメトロに対する恐れを抱かせる一因にもなっていました。
が、一歩車内に入ると、中からは全く何も貼っていないかのようなクリアな視界。予想以上にとても明るい。綺麗で清潔な車内。私のメトロに対する恐れが払拭されました。
車内のアナウンスはヒンディ語、英語で全く問題なし。さらに電光経路図もあります。赤い点々が通り過ぎた道。緑の点々が今から向かうところです。停止画なので伝わりませんが、実はこの緑の点々、無駄に点滅して左上から左下に流れ電車の進路を教えてくれます。
いつも車の車窓から眺めている景色を、上から見下ろす形で眺めます。気づいたのが意外と緑が多い。Green Gurgaonのスローガンはダテではなかったんだ。
街並みを眺めていると、あっという間に下車駅につきました。車で渋滞に巻き込まれる道もすんなりとパス。快適な電車の旅でした。最後の関門・改札を出るができれば、今回の遠足の目的はほぼ達成されたも同然。どうやって出るのか周りの人をチェック！って、みんなSuicaみたいなのをタッチして外に出てる！トークンの場合はどうすれば、、とドキドキしていましたが、改札に硬貨入れのような場所があり、そこにトークンを入れると改札が開きました。最終関門突破です。大人の遠足、目的達成！
今回の電車の旅で、電車の乗り方、車内の様子がわかったので、次はデリーに行ってみよう！ということで今回の遠足は終了。また次回の電車の旅が遂行されればお知らせします。
ちなみにCyber Cityでユニクロ発見。来週開店。デリーでの１号店開店から１ヶ月ちょい。やっとグルガオンまでやってきたか。開店したら行ってみよう！
メトロとのファーストコンタクトはこちら。
