Fatehpur Sikri 〜その1〜

Fatehpur Sikri

 

Taj Mahalを離れ、車で1時間半ほど離れたファテープル・シークリーに向かいました。ファテープル・シークリーはムガール帝国の皇帝がリスペクトした預言者の住んでいた村へ都を遷都したもので、ただ水不足と猛暑で14年で放棄したという束の間の夢的な遺跡群です。

途中何もない道をどんどん進み、車道と並走している線路に列車が走っているのを見たりとのどかな風景が続いた後、やっとそれらしき場所に到着。お。いきなり遺跡っぽい門がお出迎え。ここを通り過ぎると遺跡群があるのかと期待が高まります。

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門を抜けると、右手に遺跡っぽいものが丘の上に見えます。ここか!?どこが入り口だ?と見ていると車はすーーと通り過ぎる。あれ?ここじゃないの?と思っているうちに土産物街に入り、左手の駐車場に入って行きました。右にあったアレは、遺跡ではなかったのか?車を降りて、とりあえず皆が行く方向に歩いてみます。

順路も特になく、どこにチケット売り場があるのだ?とキョロキョロしていると、モロおのぼりさん&アジア人うちらだけ、と鴨感丸出しだったため、お土産物の勧誘おじさんが寄ってくる。いや、入り口に行きたいんだ、急いでるからお店は後でね、と心にもないことを言うと、心にもないことと知っているのか無理やり絶対来てね!と名刺を渡される。もう1人のお土産物勧誘のおじさんに捕まった夫は、ずーーーっと横に張り付かれ入り口はこっちだからついてこい、そして帰り寄ってね、とかなりの距離を一緒に歩いていました。

さて入り口と言われたところに行くと何もない。チケット売り場はどこだ?どう見てもここは宿泊施設だ。とワタワタしていると、ここからバスで連れて行く、1人50ルピーだとおじさんに言われる。なんと!ここは入り口ではなく、バス乗り場だったのか!?歩いていけないのか?と聞くと2キロくらいかかるよ〜と言われたので、無理だわ〜。すでに我々遺跡から反対方向に進んでるし、結構歩いてもう疲れた。50ルピー払うから乗ろうぜ、とオンボロバスに乗り込みました。ただこのバス、満席になるまで発車しない。最初に乗り込んだため、誰も来ないんじゃ、、とドキドキしていましたが、あっという間に満席に。ちなみに子供は5歳以下は無料でした。

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バスは先ほど右手に見た遺跡群に向かって進み始めました。あ。やっぱりさっき見たのがそうだったのね。そして、どんどん丘を登り始めます。これは歩きは無理だ。

 

そしてやっとついたFatehpur Sikri。目の前にチケット売り場がありました。さっさとチケットを購入し中に入った途端、今度は自称ガイドがワラワラと寄ってきます。中には、この施設の関係者だ、英語を勉強しているだけで他のガイドとは違う、といいつつガイド料を要求してくる自称ガイドも。それに対しては、ガイドブック持ってるの。しかも日本語のガイドブックだし、と言うと大半は去って行きました。

 

Diwan -i khas。入って最初に目につくのがこの建物です。玉座がある、ということで入ってみました。

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ん〜。どれが玉座かな〜。それにしてもえらい立派な梁だな〜と思ってみていたのが、玉座でした。かなり見上げないと見えないです。玉座、高すぎでしょー。

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Panch Mahalです。五重の塔です。ペルシャ建築をモデルにしたデザインだそうです。

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別の角度から見た五重の塔。1階部分はちょうど大人の頭一つ分高いくらいで、床下なのか、1階なのかどっちだ?と思うような高さです。

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五重の塔から別の建築物に移動途中あった階段。インド人の若者がこの階段に登って写真を撮っている姿を見て、僕たちも撮って!と息子に頼まれて撮った階段写真です。意外と高い。

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