Fatehpur Sikri 〜その4〜
Fatehpur Sikri
じーっとガイドブックを眺めていると、モスクに行っていないと気づく。どこだ!?と探してみると、どうやら今いる場所から少し離れたところにあることが判明。一回外に出ないといけないようです。本当に出て良いのか?とドキドキしながら一度外に出ます。モスクまでは下り坂です。途中ロバに出会いました。
やっとつきました!しかし、せっかく山を下って来たのにまた階段!?結構急な階段をまた登っていきます。
階段にはコロコロとヤギのフンが落ちており、踏まないように足を進めます。おっと、ヤギが休んでいる!
てっぺんまで登ると、絶景でした。Taj Mahalは見えませんでしたが、街が一望できました。
モスクの中に入るには靴を脱がないといけません。靴をビニル袋に入れ、手持ちで中に入ります。すぐに駆け寄ってくる自称ガイド。礼拝するには、回廊をぐるっと回り頭を布で隠さなければいけない、と教えてくれます。かなりしつこく順路はこっちだ、頭を隠せというので、あの白い建物の中に入るには頭隠さないといけないんだよね?白い建物には入らないから要らないよ〜というと去って行きました。
白い大理石の建物が礼拝堂です。
実はこの礼拝堂、地下道があってそれはTaj Mahalに繋がっていると夫が言っていましたが、絶対ありえない。空間のねじれがない限りあんな長い距離のトンネルがあってたまるものか。
モスク地区を離れ、また宮殿地区に戻ります。かなりの距離を歩いているのでもうヘトヘトです。宮殿地区でも先ほど観光した裏手のようなところを歩いて正面ゲートまで戻ります。途中物売りが数メートルおきにいて、小さい子がペンを売っていたり、色石のネックレスを売っていたりして追い払うのが大変でした。
バスに乗り駐車場のある場所に戻り、てくてく駐車場まで歩いていると、行きに勧誘していたお店のおじさんが待ち構えていました。そのまま店まで連行される夫と夫の友達と上の息子。私と下の息子は暑すぎてさっさと駐車場に行き、車で待っていました。が、いつまで経っても帰って来ず。携帯で呼び出すと今選んでいる、とのこと。
さて何を買ったかというと、石細工の象さんでした。最初息子が小さい象に乗っているフクロウを選んでいたところ、話し上手のお店の人に乗せられて大きな象さんをうっかり買ってしまっていた、とのこと。結局大きな象と小さな象を買って、フクロウはおまけしてもらったということです。意気揚々と象の中に象がいるんだぞう、大きな象は水で濡らすと赤くなり、フクロウは青、小さい象はちょっと黄色、濡れた色を保ちたければ油を塗るんだ!とやたらニワカ知識をひけらかす夫にほだされ、象さんたちは今食卓に飾られています。
Fatehpur Sikriおわり。