インドのお誕生日パーティー 〜その5〜
インドのお誕生日パーティー
前日。準備はぬかりなく。
①ケーキを取りに行き冷蔵庫で保管。ケーキのため冷蔵庫整理して1段あけておきました。
②リターンギフトは女子用・男子用でわかるようにタグをつけて、男女別の紙袋に分けて入れる。
③ケーキナイフは、そんな洒落たものはないので家にある備え付けナイフから一番刃が長いものを選び研いでおく。BackUpとして日本から持参のフルーツナイフを準備。
キャンドルはケーキ屋がくれたもの利用。ライターはお手伝いしてくれるママさんが貸してくれると言うので甘える。
④集合時間を、誕生日会10分前に設定し学校の正門で!とLineをする。
すべて準備万端!当日を迎えるのみ。そうだ、持ち帰り用のタッパーいるな〜と気づくがそのまま眠りに落ちる。
さあ、とうとう誕生日当日。
一度学校に子供達を送った後、急いでお化粧と着替えをし再び学校へ。
前日気づいたタッパーを車に乗る直前に思い出し、急いで取りに戻る。
でこぼこ道の多いインドでケーキが崩れないようにと、車の中でうっすらとケーキを持ち上げる。2Kgもあるので腕がプルプルする。。
と!想定外の事件発生!!!
交通事故で渋滞が発生している。なんて邪魔なところで止まっているんだ!
インドでは事故が起きると交通の邪魔にならないよう移動するなんてせず、そこで示談が始まります。さらに野次馬が集まり、道を塞ぐ。
なぜ、今、このタイミングで。。
事故ったところが、言うなれば交差点のため、右から前から左から、車やバイクやオートリキシャがやって来てまさにカオス。リアル三すくみ。Deadlock!
こういう場合は一旦止まって譲る、が定石なのに誰も譲らない。
絶対私の運転だと前に進めへんわ〜〜という状態を、優秀なドライバーがなんとか抜け出してくれました。が、10分消費。
待ち合わせしているお手伝いママさんに、ごめん、遅れる、とメッセージ。
ぎりぎり間に合い、急いで食堂へ(食堂でパーティ)。すでに子供達は座っている。
先生に来たよ!といい、パーティースタート。ケーキを乗せるお皿はないので、ケーキ箱を解体(をお手伝いしてもらった。ありがとう⭐︎)。
ろうそくを挿して火をつけて、ハッピバースディを歌って、ケーキを切る。
ミニオン以外の飾りを子供達に配り、ミニオンに手を伸ばしてきた子には、これはパーティボーイのものだよ、と言って息子の皿に移しつつケーキを小さく切る。
どう切るのが正解かわからないが、マス目に切っていつの間にか来ていたお皿とフォークとともに子供達に配る。
兄貴もやって来たので、兄貴にも一切れあげる。食べ終わったら、欲しい子にはもう一切れあげる。
そうこうしているとスナックタイム終わりとのことなので、リターンギフトを配る。
こっちが女子用、男子用とギフトを配るのもお手伝いしてもらう。分けていて正解。ぐっじょぶ自分。先生に今日休んだ子の分を渡してもらうよう依頼し、パーティは無事終了。
この間、20分程度。超流れ作業で全てが進んでいきました。
一息つく間も無く、お片づけ。持ち帰り用のタッパを出そうとするとない!あれ?入れたはずなのに!?まさか車の中に落としてきた?仕方ないので、何か包むものがないか先生に聞きアルミホイル1枚をゲット。お手伝いしてくれたママさんが、ケーキ箱を再利用してミニタッパーを作成してくれました。
食べ残しやゴミは清掃の人がしてくれるから、そのままでいいよ、という先生の言葉に甘えそのまま帰宅。日本ではあり得ないので、楽チンでした。
なかなか大変でしたが、一気に済むので充実感と達成感を得られたお誕生日会でした。3時間もかかる本格的パーティーはもっと大変なんだろうな〜。
ちゃんと要望通り一つ目のミニオンが飾られていました。
カフェテリアの一角でやります。必死でスマホに収める母。兄貴も遊びに来ています。
中身はチョコレートスポンジとチョコレートクリーム。クリームが甘いです。子供の笑顔にお支払いしているようなものです。