Taj Mahal 〜その7〜

Taj Mahal

 

今日はTaj Mahal話の最後に、Taj Mahal周辺建設物と外観をご紹介。

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Taj Mahalの左右にあるモスク(もしかしたら集会場)です。小さくて茶色いTaj Mahalって感じです。こちらもよく見れば左右対称。ブラックタージも予定されていたことも踏まえ、左右対称にこだわりがある王様だったようです。

 

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Taj Mahal建設作業員の宿泊施設。今は警備の人たちの部屋として再利用されていました。まだ使ってるんだ、という驚き。地震がない国だからできるのか。

 

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壁の模様です。大理石みたいな硬いものによく彫り物をしたものだ、と感心です。これだけでもどれくらいの人と時間を要したのか。

酸性雨のせいなのか経年劣化なのか人の手垢なのか、過去の白さはないです。

 

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よく出て来るお花の模様。可愛らしいので結構お気に入り。これは大理石の上に書いているのではなく、お花の形に彫って宝石が埋め込まれてあります。手間がかかっています。

後日、Taj MahalについてのTV番組を見たところ、この彫り物専門の先祖代々から伝わる修理師がいて(しかもムガール人)この人しか修理できないそうです。

うがった目で見ると、修行すれば誰でもできそうですが、これを生業としている家系があり、この職を取り上げるとおまんま食い上げなので専門職にしているのではないか、と思っています。なにせインド、たくさん人がいるので。

 

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これもお花同様、切り出して埋め込んで作られています。お花の時も思いましたが、よくもこんな精密なことができるものだと。

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これらの手間がかかった飾り大理石でTaj Mahalの外観はできています。ちなみに、なかほどにある文字っぽいやつはコーランだそうです。

セメントがない時代、スライム部分の貼り付けはどうやったのか、崩れ落ちてこなかったのか、ハシゴはどうしたのか?と当時の技術でよくぞ作ったなあ、と感心しきりです。

 

さてさて、その1でおにぎりを3合分作ったと書きましたが、その行方が気になりませんか?

結局、ご飯ストップする暇がなく、またおにぎりを渡す機会もなく、家族で車中で食べ尽くしました。朝・昼と食べられなかったので。ドライバーさんに一個だけ朝ごはん、とあげましたが食べてくれたかなあ。

 

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最後に、Taj Mahalをつまんでおしまいです。