Taj Mahal 〜その6〜
Taj Mahal
霊廟から出ると、外壁をぐるっと一周できます。
ここから噂のブラックタージ建設予定地を見ることができます。
ブラックタージとは、Taj Mahalを作った王様のお墓で(Taj Mahalは奥さんのために作ったお墓)、ヤムナー川を挟んで同じ建設物を作ることで、さらなる対称性を図ろう作戦だったそうです。
ただ、Taj Mahalで膨大な資金を要したため、ブラックタージ建設時には資金が枯渇し挫折した、という噂の場所です。ただ、”といわれている”だけで真偽は不明です。ガセの可能性もあるらしい。
もしできてたら壮観だっただろうな〜。White TajとBlack Tajが川を挟んで並んでいるって。光と影みたいな感じで。大理石を黒くするのは難しそうなので(焼くの?)玄武岩とか使う予定だったのかな、、インドにはないか。玄武岩。
ブラックタージを聞いた当初、途中まで建設されていて廃墟になっているのか、と思ったのですが、実際は・・・
え?これ??空き地じゃん???物見櫓みたいなのが立ってるだけじゃん????がっかり観光地でした。
しかも私、家に帰るまでこれがブラックタージとは気づいていませんでした。写真撮っておいて本当よかった。
実はこれを見ていた時、夫の同僚が説明してくれていたのです。
あれは敵から攻めて来るのを防ごうとしたんだ、と私の英語力では聞き取れたのです。
へー。こんな大きな川もあるのに更に要塞も作ったんだ〜。川を利用するなんて超でかい外堀だなあ〜なんて感心していたんです。
妄想は膨らみ、インドってどこから攻め込まれてたんだろう?内戦?それとも外国?ま、地続きだからありえるな、何れにしても川がない反対側から攻め込まれたら終わりだけど、そこんとこはどうなんだろう、なんて川の向こう岸を眺めなから考えていたのです。
この時Taj Mahalは墓ではなくマハラジャの宮殿に脳内変換され、墓を攻め込んでどうする!?という疑問は全く湧かなかったのです。
家に帰って夫にそういえばブラックタージってあった???という話をしたところ、
川の向こうにあったじゃん、あの空き地みたいなやつだよ、といわれ気づいたのです。
あれか〜〜と。
今となっては私の英語力の問題でブラックタージの説明していたのに聞き取れなかったのか、本当に要塞の話をしていたのか真相は闇の中。
ただ”ブラックタージ”という単語が出てきていれば、即座にブラックタージ脳になっていたはずなので、ブラックタージという単語は出てこなかったのは確か。
もう少し英語勉強しよ。。
これがブラックタージ建設予定地の全貌。な〜〜んにもありません。