ロックダウン3.0 DAY44

ロックダウン3.0 44日目

 

昨日のことですが、グルガオンでアルコールが販売開始になったということで、夫の同僚が車で食糧調達に夫を連れ出してくれて、ようやくビールが手に入りました。しかし酒税が上がりいつもの1.5倍だったらしい。そして八百屋で白菜を手に入れたぞーと2玉も買ってきてくれました。シナシナになる前に食べきらねば。そして日本の食パンも買ってきてくれて、おやつに何もつけずに子供達と1切れを3つに分けて食べました。何もつけなくてもふわふわで美味しいなんて!感動です。夫の話によると、店に入るのは1人ずつだったけど、たくさんの人が買い物に来ていたそうです。だいぶロックダウンも緩和されてきているようです。

 

さて、話は変わって今日の夜の出来事です。いつものごとく電気つけっぱなしの子供部屋の電気を消しに行った際、見慣れないものを子供部屋で発見。あらあら、いつの間にやら机ができているわと微笑ましく見ていたところ、ん?これは冷蔵庫に貼っていたテイクアウトのチラシ(ロックダウンで今は休止中)ではないかい?一体何の遊びをしていたのだろうか?レストランごっこのメニュー代わりかしら?

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そこで早速、息子2に何でテイクアウトのチラシが子供部屋にあるの?と聞いてみると、恥ずかしそうに教えてくれました。あれをじっと見て、何食べたいかな〜と考えてたの。なんて切ない、セツコのドロップ飴じゃないか!!ここは戦後か!?確かに手に入る食材が限られているので、煮たり焼いたりと手を替え品を替え、ここ1ヶ月半やってきたけれど、やはり飽きがきていたか。味は多少変われど中身一緒だもんな。南インドでデリバリーピザの宅配員がコロナだったいうニュースを起因にマンション内で外部からのデリバリーは止め、マンション内のレストラン(注:インド料理)をデリバリーしよう運動が勃発してから、外部デリバリーも1週間に1度あるかないかに抑えているので、ほぼ毎日同じ食事と言っても過言ではない。6歳児が一人じーっとパンフを見つめ、何を食べたいかについて考えているなんて想像するだに泣けてくる。さらに切ない出来事2つ目として、おやつも手に入らず料理番組を見てはエアイーティングしている母を見て(それはそれで切ない)、一緒に食べるフリをしてくれる息子2。たまに手に入るポテチを、今日はポテチ食べよっか!?と提案すると、ママ、それってイマジネーションの?と必ず聞いてくる息子2。大丈夫、今日はイマジネーションじゃなくてリアルだよ、と答えると文字通り飛び上がって喜ぶ息子2。切ない。息子1はあまり食にこだわりはないのか、他のことでストレスを発散させているのか(言わないだけかもしれないけど)、こんなことはないのですが、息子2の行動を見ていると、やはりロックダウンによる精神的な抑圧を感じてしまいます。息子のためにも早くロックダウン終わって欲しいです。