Seychelles 〜La Digue島 その4〜
ラディーグ島 〜グランアンス〜
花崗岩のビーチを離れ、次なるビーチを目指します。次なるビーチはグランアンス。片道約3kmの道のりを自転車で向かいます。グランアンスに向かうには一山超えなければなりません。まさかセイシェルまで来てトライアスロンではなくバイアスロンしなければならないとは!
変速のついていない息子の自転車では、長い坂を登り切ることは不可能。途中で自転車を押して歩かなければなりません。もれなく母も並んで自転車を押す羽目に。が!サンダルずれで足が痛い〜、自転車重い〜との息子の嘆き声が森に響き渡ります。サンダルはずれないよう髪ゴムで固定、傷口は葉っぱで保護(絆創膏をもってきていなかった)、自転車は頑張って押せ!と途中棄権の可能性も念頭におきながら、そうなればそうなるで仕方ない、と息子を鼓舞しながら山道を登ります。途中犬が応援に来てくれました。ちなみに父と息子②を乗せた自転車は変速ギアを使ってすいすい山道を登って行きました。
道々にはカフェなのか祈りの場なのか、不思議な空間が突然現れます。カフェにしては店員がいない。宿泊施設の宿泊者専用のラウンジ的なものなのかもしれません。
ようやく長い登り道を終え、あとはこの長い長い下り道を〜♪道路にキ〜というブレーキを響かせながら、ゆっくりゆっくり下ってく〜♪
途中で心が折れた息子が投げ捨てた自転車を拾いに行った甲斐がありました。ここがグランアンスです。見事なまでの青のグラデーション。青の色が違う(気がする)。思えば遠くまで来たもんだ。
このビーチは遊泳禁止です。波が荒いので、何かあっても自己責任と看板に書いてありました。息子たちはこの波を見て戦いたい!と闘争心をむき出しにしていましたが、ここは波に飲み込まれるからダメ!と言うと、何で〜あの人入ってるじゃん!!とイケナイ大人を指差しブーたれていました。看板にNO SWIMって書いてあるでしょ!?もしあの人が溺れても誰も助けに来てくれないんだよ、それでもいいの!?と言うと納得してくれました。大人は常に子供の見本となってほしいものです。
しばし、海の青と波の白を堪能。
このビーチに1件だけあるカフェでジンジャエールを飲みました。セイシェルジンジャエール。自転車疲れもあったせいか、とても美味しかったです。その後、スーパーで探したのですが、このジンジャエールは見つけられませんでした。
帰りも同様、長い登り道と長い下り道を進み港へ向かいます。行きよりは道が分かっていることと帰るしかないので、息子①は帰り道はすんなりと自転車を押して帰ってくれました。
帰り道に見かけた教会です。