Gurdwara Bangla Sahib

グラッドワーラ・バングラ・サヒブ

シク教のお寺にやってきました。シク教は頭にターバンを巻くのが戒律なので、インドで見かけるターバンを巻いている人たちはシク教徒かイスラム教徒です。シク教には、ターバンと富裕層というステレオタイプを持っている私。全く教義はわかりませんが、とりあえず行ってみよう！

とても大きな白い門構え。お、このお花の文様はタージマハルで見たような。

中に入ると、無料で飲み物を配っていました。ピンク色の飲み物です。手前のおじさんが代わりに取って来てやったぜ、とこちらに向かって渡そうとしてくれましたが、飲む勇気がなかったので丁重にお断りしました。

飲み物ゾーンを過ぎると靴を預ける場所があります。靴と靴下を脱いで窓口のお姉ちゃんに渡すと靴番号をくれます。まるでスキー場やスケート場のレンタルシューズのようでした。階段下に足を洗い場がありました。ここで足を清めて寺院にいくようです。

お寺には頭髪を隠さないと行けません。事前に調査済みのためスカーフを持参。まちこ巻きで望みます。スカーフがなくても大丈夫。頭を隠すスカーフがちゃんと無料で用意されています。

中に入ると大きなホールになっており、大きなシャンデリアと金色の礼拝場が。生演奏でお経（？）が流れてきます。礼拝場の周りには座ってお祈りをしている人がたくさんいました。礼拝の方法がわからないため、気まずい感じで通り過ぎます。

ちなみに全て金色です。扇風機もファンも金色。こんなのは見たことがないので特注でしょうか。天井もきらっきらしています。

礼拝場の背面です。なにやら番号がディスプレイに出ており、個別にお祈りしているようなので、神社でいうと特別に祈祷してもらえるシステムでもあるのでしょうか。

ここは２階もあり、せっかくなので行ってみました。２畳ほどの個室がいくつもあり、その中に１〜２人スタンバイしている人がいます。１つの個室に１つの棺のような台があり、ここは教義を聞く場所なのか、霊安室なのか謎でした。これは観光客の手に負えないぞと感じたのでささっと見学して下におりました。

外に出ると、沐浴場がありました。まさか建物の中にこんな大きな沐浴場が！！！近寄ってみるとなんと鯉がいました。魚が生きることができるくらいの水質です。全身を水に浸している人もいました。私はせっかくなので足だけつけてみました。

せっかくなので寺院をバックに記念撮影。デリーの中心地にこんな広大な敷地を持つシク教。やっぱりシク教徒はお金持ち。

寺院を出るとスナック的なものを配っていました。黒糖？と穀物と油を混ぜた不思議なたべものです。ひと思いに一口で食べてみました。甘かった。子供の頃食べたはったい粉を少し思い出しました。