Ajanta Cave 〜その3〜

Ajanta Cave

 

Cave No.1:ヴィハラでマハヤナ(平屋でブッダ絵あり)

Cave No.1はAjanta CaveでTop3に入る見所満載の石窟です。ガイドブックに載っているのもここです。ここを見るとほぼ半分は見たと言っても過言ではないと思います。中は遺跡保存のためフラッシュ撮影禁止です。外は猛暑ですが、石窟の中はひんやりと涼しいです。

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まず、入って左手に見えるのがブッダの出家までの絵巻物風壁画。ここのシッタールダ(ブッダの出家前の名前)がいる、お母さんのマヤがいる、とガイドが懐中電灯で照らして教えてくれ、その時はおお、と思い見ていたのですが、いま写真を見返すとどれがどれだか思い出せない。。この写真の中に何人かシッタールダがいます。

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石窟の奥にはブッダの像が。ヨガスタイルとガイドは言ってましたが、座禅しているブッダです。変わった印を結んでいます。Three Chinと私には聞こえましたが、Google先生はそんな言葉はないとおっしゃる。ちゃんと聞き返せばよかった。片手ずつ輪っかを作って、親指と小指で両手をつないでいる印です。ほとんどのブッダがこの印を結んでいました。

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さてブッダ像の左には、魅惑のS字ブッダが描かれています。艶かしいポーズのため、是非ともこのS字カーブポーズを会得して日本に帰りたいものです。

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ブッダ像の右には、逆S字の人が描かれています。こう見るとやはり、見る人から見てS字の方が艶度が上だな、間違って逆S字にならないようにしないといけないわ、という悟りを開いた私でした。

f:id:startGurgaon:20190430002441j:plain次は4つの体に1つの頭の鹿の彫刻です。

左上の鹿は右下を見下ろしており、右上は右下を見下ろしている。左下は左を向いており、右下は振り返っています。こんな古い時代から錯視ってあったんだ!

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その4に続く。