モーリシャス 〜その10(Botanical Garden)〜
モーリシャス
モーリシャスの北のほうにある”Botanical Garden”に行きました。
駐車場が見当たらず、うろちょろしていると駐車場はここだよ!と陽気なおじさんが。どっから来たの?インドだって?インドルピー見せてよ(モーリシャスもルピー)、うわ〜すげ〜。見てよこれ。インドのルピーってこんなんだぜ(と通りかかったお姉さんに見せる)。そのままインドルピーを奪われないか心配しましたが、ちゃんと戻って来ました。ちなみに、ちゃんと園内に公共の駐車場がありました。
ちなみにこのおじさん、中に入るとカフェがないから行くなら今のうちだ、とか蚊がくるから虫除けしろ、虫除け持って来てないなら花粉つければいいよ(本当?)とか色々アドバイスしてくれました。
この植物園、ローカルはほぼタダで、外国人は入場料が必要です。
しかし広い。動物園も広かったですが、この植物園も広い。しかも最初MAPがなかったため、道の途中にある園内MAPで現在地を確認しつつ回っていました。てっきり手持ちMAPはないもんだと思っていたら、西洋人のおばちゃんが手にMAPを持っているのを発見。あるじゃん!!どうやら別の入り口(私たちの入った反対側、公共駐車場側)にあったようで、後から取りに行きました。
見るものは主に蓮です。いや。蓮しかありません。花は。White Lotus池とPink Lotus池がありました。
子供が乗れそうな大きさの蓮。正確には蓮の葉っぱです。ここはPink Lotusの池です。
こちらはWhite Lotusの池です。どうもまだ開花の時期ではないようで、蓮の花が咲き乱れる、という風景は見れませんでした。
この蓮池と蓮池の距離が長い!しかもこのときMAPを持っていなかったので、だいぶ回り道をして行ったため、クタクタ。途中途中ベンチはあるものの、メンテナンス兄さんたちが座ってたむろっているので座れない。空いているのに座っていると蚊が襲ってくる、結局休憩できずに前進するのみです。
突如現れる謎の建物。
実はこの植物園は、”Sir Seewoosagur Ramgoolam”さん(昔の首相)の持ち物で迎賓館があった場所。つまりはこの迎賓館ありきで植物園が広がっているのです!ちゃんと調べてないので嘘があるかもしれませんが。土地広すぎでしょ!
入場料なしなので、せっかくなので入ってみます。
中はこんな感じです。ここは大広場。なぜかでかい押し花が飾ってあります。他にキッチンやら会議室やらがあります。暑い国だからかとても風通しが良い。
座って休憩するところはないし、説明文も特にないので早々に立ち去ります。
植物園の中では、多分いろんな種類の木があると思うのですが、いちいち日本のように説明がないためこれはなんだ!?というものが多い。
説明があったとしても木の名前だけ、とかで英名だし、それは一体なんなのだ?状態です。
例えばこれは、ヤドリギの一種がやたら成長したものなのか、枝なのかわからないですが、単純にすごい!子供が閉じ込められるくらいです。
今後は太い根っこです。まるで壁のようにやたら薄い根っこが地面から出ています。よじ登ろうとするので、根っこを傷つけると木が弱ちゃうからダメよ、と注意しましたが、登りたくなる気持ちもわからなくはないです。
Tali Potの森です。Tali potとはヤシの一種です。たまに日本でもみますが、ここまででかくない。MAPの写真では開花の様子が載っていたため、どこにあるのかな〜?この辺りなんだけど、と探し回っていました。そうしたら、まさにここ、だったのです。看板にTali Potの成長、ってのがあり、そこで初めてここのこと!?と気づきました。南国は何でも大きくなるなあ。
だだっ広い植物園を歩いていると、たまにドスッという何かが落ちる音がします。
正体はこれです。何の木かわからないのですが、この木が結構いたるところに植えてあり、しかも結構高い木なのです。そしてその高い木からこの実が落ちているわけです。
写真で見るとヘチマのようですが、結構な大きさです。子供の頭2つ分はあります。そして結構な重量級です。これが頭の上に落ちて来た日には、即死ではないか!?そんな危険な物にも関わらず、何の危機管理もなされておらず、その辺に植わっています。森の中にいるからでしょ!?と思うかもしれませんが、この木、道端にも植わっています。道端にもごろごろこの実が落ちていました。
最後に、バオパプの木を見に行きました。バオパブって言ったら、星の王子様に出て来たあれでしょ?あれってファンタジーだと思っていたら、本当にあったんだ!是非見に行かねば!と探しに探しました。
が、見つからない。地図上ではここのはず、で、この木?でも説明ないし、おかしいなあ〜と思っていたら、ちょうど何かドラマの撮影をしており立ち入り禁止区域になっていることが判明。
が、中に入って行く別の観光客の人がいたので、ついて行くと、木を見に来たの?とガードのおじさんに聞かれたので、そうだ、と答えるとすんなり入れてくれました。
ドラマの煙幕がはられていたため、綺麗に写真に撮ることができなかったのと、ドラマとっている最中だったので、近づけなかったのが残念です。
とても太い幹です。手を繋いで何人必要かな?を是非やりたかった。