インドのハロウィン 〜その3〜

インドのハロウィン

 

さて、ジャック・オ・ランタン作り。

広場にめいめいかぼちゃを持ち寄って、製作スタート。

 

かぼちゃって硬いイメージがあり、こんな硬いのにナイフはいるかなあ、折れるんじゃないかなあ、、と日本のかぼちゃを想像して、ナイフを入れると・・・

 

やわらかい!

なんじゃこりゃ!!

すんなり刃が通る!!!

(日本から持って行きた包丁が刃こぼれおこすと困るので、インドのナマクラ包丁を持参)

 

衝撃でした。

 

ヘタの部分を丸く切って穴をあけ、あとは中身をスプーンでほじくりかえすのみ。

中身は水っぽいのでどんどんくりぬけます。

子供達は楽しそうにほじくり返していました。

日本のかぼちゃだと密だからこうはいかないな〜。

日本でジャック・オ・ランタン作りが流行らないのも

かぼちゃ自体高価だし中身すてるの勿体無いしこりゃ流行らんわ〜と納得。

 

がしがしくりぬいて、あとは顔の部分を切るだけ。

中身を取り出すだけ取り出すと興味を急激に失った子供達は遊びに出かけ、がらんどうのかぼちゃを2つ抱える母。

今から命を吹き込む作業が始まりますよ〜。みなくていいですか〜〜?(声は届かず)

ナマクラ包丁のため、当初の下書き通りにはいかず、かなり歯を減らして(当初5本の歯があったのを前歯2本のみに変更)完成。

ちなみにカービングナイフがあると細かい部分もさくさく切れます。

 カービングナイフを貸してくれた優しい人がいて、その人のおかげで2個目は歯が3本w

 

そして、出来上がったのがこれ!

本当はヘタの部分が下でその穴からキャンドル入れるのが正解だったようですが、失敗。。

ごめん。子供たち。なんかカッパみたいになっちゃった。来年こそは!!

 

喜んだ子供達は、スプーキーナイトにしよう、かぼちゃお化けの明かりのみで夕食したい!と言い出し、父と母は顔のないかぼちゃ(つまり反対側)と向き合いながら薄暗い中夕飯を食べたのでした。

 

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 皆さんの作品。右2つ(明かりなしと明かり有り)が私の。

 

 

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 スプーキーナイト。上のかぼちゃのお尻に穴をあけて、光がとおるようにしました。キャンドル1個でこの明るさ。わかりにくいけど、下のかぼちゃは、実は下の歯があるのです。下の方に口を作りすぎたので見えない。。

 

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 種明かし。

 

このかぼちゃおばけたちは、ハロウィンがすぎても2日ほど食卓の花となり子供達の目を楽しませておりました。

が、顔の部分が徐々に崩れて苦痛の様相に変化してきたので、子供達の納得の下、そっとゴミ箱に移動させました。