グルガオンへの道 〜旅立ち〜

グルガオンへの道

 

長かったグルガオンへの道もそろそろ終焉です。

 

とうとう出発の日を迎えました。

 

上野からスカイライナーに乗って成田空港へ。

途中、上の息子がリバースするという事件が発生。なぜ今!さっきまで元気だったじゃないか!?

(どうも今までの事例を考察すると、気管とオレンジジュースとの相性が悪く、さらに乗り物でゲームや本を読むと車酔いになり、結果リバース、という相関関係が判明。オレンジジュースと乗り物内でのゲームの禁止令を出しました)

ゲロ袋になりそうなものを渡し、やばかったらここにしろ、と指令。

ティッシュをかき集めとりあえず通路のゲロを処理する。

成田空港駅に着くと、トイレに駆け込みゲロまみれの服を水洗い。

吐ききってスッキリした息子とは反対にげっそりする母。

ここで30分弱のタイムロス。

 

空港に着き手荷物預かりの列に並ぶ。

後1時間ちょい。間に合うか。朝ごはんを空港で食べる時間はなくなった。

やっと順番になったと思ったら、今度は容量オーバーでRePackしろ、とのこと。

余剰分お金で解決できないの?

仕方なくその場でスーツケースを開け、コメや味噌などを右から左へと動かす。

これは5キロだから、こっちの2キロをこっちに動かし、など頭の中で倉庫番。

なんとか規定重量に抑えて無事引き渡し完了。

香港経由のため、香港で引き取らずにそのままインドに運んでくれ、といったのですが時間に制限があり、その時間をもうすぎているからダメとのこと。

そしてもうすでに搭乗時間間近。

 

手荷物検査はFast列に案内され、さあ、これで一安心だと思ったところ、

中に液体があります。出してください、とのこと。

液体!?ありませんよ、そんなの。と言い張るも開けてみると、確かにある。

私の化粧水や子供のローションや日焼け止め。

そうだ、子供のスーツケースは預けるつもりでそっちにも入れて置いたんだ。

手荷物預かりが予想以上の重量だったため、急遽子供スーツケースを持ち込みにしたんだ。

時間があれば、預けた荷物に詰め替えもできたようだったけど、もう時間がない。

泣く泣く捨てて行きました。

あぁ、、、せめて自宅に郵送して〜〜。

 

そして構内をひた走り、一番最後の客として飛行機に滑り込みました。汗だく。

とりあえず、ともしものゲロ袋を息子に渡すと今までの疲労が押し寄せてきて、座った途端寝てしまい起きたら空の上でした。

 

最後はバタバタの出発でした。ちゃんと2時間前には成田にはいたのですが。。。

教訓として、家の体重計ではなくトラベルショップで売っている荷物の秤でもダブルチェックすべきだ、ということを学びました。

液体も、確実に預ける荷物にさっさと入れておくこと。

 

濃厚すぎてバタバタだったグルガオンへの道も終わり、とうとうグルガオンでの生活が始まります。

 

余談。

だいぶ経って落ち着いてきたので映画でも見るかとタッチパネルをいじっていると、夫が笑いながら話しかけてきました。

時間経ったと思うじゃない?うん。一回寝てるしね。

でもまだ、実は日本ww。なに!?ほんとだ。。まだ九州だ。。

日本は思ったより細長かった。

 

グルガオンへの道。おわり。