Fatehpur Sikri 〜その1〜

Fatehpur Sikri

 

Taj Mahalを離れ、車で1時間半ほど離れたファテープル・シークリーに向かいました。ファテープル・シークリーはムガール帝国の皇帝がリスペクトした預言者の住んでいた村へ都を遷都したもので、ただ水不足と猛暑で14年で放棄したという束の間の夢的な遺跡群です。

途中何もない道をどんどん進み、車道と並走している線路に列車が走っているのを見たりとのどかな風景が続いた後、やっとそれらしき場所に到着。お。いきなり遺跡っぽい門がお出迎え。ここを通り過ぎると遺跡群があるのかと期待が高まります。

f:id:startGurgaon:20190326154209j:plain

門を抜けると、右手に遺跡っぽいものが丘の上に見えます。ここか!?どこが入り口だ?と見ていると車はすーーと通り過ぎる。あれ?ここじゃないの?と思っているうちに土産物街に入り、左手の駐車場に入って行きました。右にあったアレは、遺跡ではなかったのか?車を降りて、とりあえず皆が行く方向に歩いてみます。

順路も特になく、どこにチケット売り場があるのだ?とキョロキョロしていると、モロおのぼりさん&アジア人うちらだけ、と鴨感丸出しだったため、お土産物の勧誘おじさんが寄ってくる。いや、入り口に行きたいんだ、急いでるからお店は後でね、と心にもないことを言うと、心にもないことと知っているのか無理やり絶対来てね!と名刺を渡される。もう1人のお土産物勧誘のおじさんに捕まった夫は、ずーーーっと横に張り付かれ入り口はこっちだからついてこい、そして帰り寄ってね、とかなりの距離を一緒に歩いていました。

さて入り口と言われたところに行くと何もない。チケット売り場はどこだ?どう見てもここは宿泊施設だ。とワタワタしていると、ここからバスで連れて行く、1人50ルピーだとおじさんに言われる。なんと!ここは入り口ではなく、バス乗り場だったのか!?歩いていけないのか?と聞くと2キロくらいかかるよ〜と言われたので、無理だわ〜。すでに我々遺跡から反対方向に進んでるし、結構歩いてもう疲れた。50ルピー払うから乗ろうぜ、とオンボロバスに乗り込みました。ただこのバス、満席になるまで発車しない。最初に乗り込んだため、誰も来ないんじゃ、、とドキドキしていましたが、あっという間に満席に。ちなみに子供は5歳以下は無料でした。

f:id:startGurgaon:20190326154252j:plain

バスは先ほど右手に見た遺跡群に向かって進み始めました。あ。やっぱりさっき見たのがそうだったのね。そして、どんどん丘を登り始めます。これは歩きは無理だ。

 

そしてやっとついたFatehpur Sikri。目の前にチケット売り場がありました。さっさとチケットを購入し中に入った途端、今度は自称ガイドがワラワラと寄ってきます。中には、この施設の関係者だ、英語を勉強しているだけで他のガイドとは違う、といいつつガイド料を要求してくる自称ガイドも。それに対しては、ガイドブック持ってるの。しかも日本語のガイドブックだし、と言うと大半は去って行きました。

 

Diwan -i khas。入って最初に目につくのがこの建物です。玉座がある、ということで入ってみました。

f:id:startGurgaon:20190326154545j:plain

ん〜。どれが玉座かな〜。それにしてもえらい立派な梁だな〜と思ってみていたのが、玉座でした。かなり見上げないと見えないです。玉座、高すぎでしょー。

f:id:startGurgaon:20190326154706j:plain

Panch Mahalです。五重の塔です。ペルシャ建築をモデルにしたデザインだそうです。

f:id:startGurgaon:20190326154851j:plain

 

別の角度から見た五重の塔。1階部分はちょうど大人の頭一つ分高いくらいで、床下なのか、1階なのかどっちだ?と思うような高さです。

f:id:startGurgaon:20190326155016j:plain

 

五重の塔から別の建築物に移動途中あった階段。インド人の若者がこの階段に登って写真を撮っている姿を見て、僕たちも撮って!と息子に頼まれて撮った階段写真です。意外と高い。

f:id:startGurgaon:20190326155303j:plain

 

Taj Mahal 2回目 〜その5〜

Taj Mahal 2回目

 

本物のMusiumを発見しました。今度こそ本物のMusiumです。ちょうどメンテナンス中でした。しかもチャージフリー♪

f:id:startGurgaon:20190325125209j:plain

中は撮影禁止だったので写真は取れませんでしたが、Tak Mahalの設計図やおそらく著名な人が書いたのであろう絵が飾られていました。またTaj Mahalで使われている絵柄の紹介、埋め込まれている宝石の紹介と産出場所などが説明されており、これ見ればガイド不要じゃない?と私は思ってしまいました。

またその当時の武器(ソードや鉄の拳など)があり、そちらに息子たちは釘付け。ちょうどドラクエにどハマりしていることもあり、こんなところに鉄の爪がー!!!と大喜びしていました。

しかし前回なぜこのMusiumに気づかなかったのか?と考えた結果、そうだ!暑かったから早々に退散したんだ、と思いつきました。今回はちょうど気候の良い時に来れたので、心に余裕を持てたからだと。

f:id:startGurgaon:20190325125253j:plain

Taj Mahalを去り車のピックアップポイントに向かう途中、猿の家族を発見。ちょうど隣の建物に飛び移る場面に遭遇しました。

f:id:startGurgaon:20190325125351j:plain

Taj Mahalに行く途中にある素敵なホテルです。なんて名前のホテルかわかりませんが、ラグジュアリーっぽいです。Taj Mahalの周り(多分半径500mくらい。徒歩圏内)にはラグジュアリーなホテルがいくつかあり、その先1km以上先にはもっとお手頃の宿泊施設がたくさんあります。ドライバーさんは早朝に出発したせいか、民宿的なところで仮眠を取っていたようでした。

f:id:startGurgaon:20190325125505j:plain

 Taj Mahal2回目、おわり。

Taj Mahal 2回目 〜その4〜

Taj Mahal 2回目

 

Taj Mahalのミナレット(4つ角にある塔)が徐々に傾いてきている疑惑があります。

大きな要因は隣を流れるヤムナー川の汚染により地盤が傾いてきている、という説があります。Taj Mahalが本当に傾いてるのか?イギリス、インド共同で調査したそうです。結局は傾いてなかったという結論でしたが、調査の際用いた印がまだ残っているとのこと。早速探してみると、確かに番号があった!

まず1つ目041

f:id:startGurgaon:20190324133450j:plain

 

2つ目、043

f:id:startGurgaon:20190324133737j:plain

3つ目045

f:id:startGurgaon:20190324134142j:plain

最後の4つ目、047

f:id:startGurgaon:20190324133307j:plain

全部見つけることができました!!最初の文字がゼロなのかオーなのか丸なのか不明です。そしてなぜ1つ飛ばしに番号がつけられているのかも。かる〜くネットで検索かけてみましたがわかりませんでした。

f:id:startGurgaon:20190325130711j:plain傾いている?向かって右のミナレットが多少傾いているように見える気もしなくはないような気もする。

 

Taj Mahal 2回目 〜その3〜

Taj Mahal 2回目

 

入場料に追加されていたミュージアムに行ってみようと早速向かいました。こっちだよ!皆の先陣切って向かった先はローカル用Taj Mahalへの入り口だったというのはご愛嬌。

そういえばTaj Mahalからチケット売っている場所見たからあっちだ!と向かいますが、Musiumと書いていない。ここじゃないみたい。どこだろう?と移動しようとしたところ夫がボソッと呟きました。

これ、チケットにMusiumって書いてなくない?うっそだー。もっかいみてみよう。

f:id:startGurgaon:20190323105623j:plain

あれ?ほんとだ。Mausoleumって何だ?最初のMと最後のumで勝手にMusiumに脳内変換された模様。やだ〜私ったら、日本語でも適当読みして間違うことあるけど、英語でもそれやっちゃった?すごーい。英語でも脳内補間できるようになったじゃん!!かなり英語レベル上がったね!とポジティブシンキングに気持ちを切り替えて早速向かいます。それにしてもモウソリアムって何だろうね?というとモスリムだよ、と夫。私、仏教徒だから宗教関係の用語わかんない〜。

入り口です。入り口の横には靴箱があって、ここにおくのかな〜とふと入り口を見ると靴が脱いでおいてある。なんだ、靴箱に置かなくてもいいじゃん!と入り口に向かうとおじさんが、靴箱に入れろと指示。仕方なく靴箱に向かうと、別の観光客に預けた靴を引き渡す際チップを要求している靴箱おじさんを発見。有料じゃん!いいよ、靴持って入ろう!と靴をビニル袋に入れて手持ちで入館。

f:id:startGurgaon:20190314140741j:plain

 中はこんなです。ムスリムというのでここから祈りを捧げるのでしょうか?

f:id:startGurgaon:20190314140926j:plain

天井にもデザインがあって素敵です。

f:id:startGurgaon:20190314141055j:plain

3月始めでしたが、昼はだいぶ暖かい季節。ムスリムの中はひんやりと涼しく過ごしやすい。ムスリムから見たTaj Mahalです。

f:id:startGurgaon:20190314141254j:plain

他には何もなくただ床があるのみ。なぜ前回ここが入っていなかったのか?後日ママ友と話していると曜日によって解放されているらしいことが判明。ちょうど私たちが行った時は解放日だったようです。ラッキー。

Taj Mahal 2回目 〜その2〜

Taj Mahal 2回目

 

さて、Taj消失を再び体験してみよう!ということでやってみました。これが証拠写真です。今回はうっすらとTajが見えていますが、前回は全く写っていませんでした。この現象はちょうど門を出てTaj Mahalを正面に写真をとると発生します。門の影で被写体が暗く、背景との明度差が大きいと起こる現象と推測しています。そのためカメラが変に補正を入れる模様。

f:id:startGurgaon:20190312141823j:plain

そしてTaj Mahalをつまんでみよう!リベンジです。今回は無事つまめました!!!夫婦の愛の差埋まりました!!これで一生文句を言われ続けることから彼は脱却できました。

f:id:startGurgaon:20190312141857j:plain

そして今回は、インド人列も並んでおらずForeigner列との境目もなくすんなり中に入れました。今日は混んでいない日なのかしら?

f:id:startGurgaon:20190312142216j:plain

さて中に入って前回はぼんやり見ていたものをしっかりくっきり見てみます。Taj Mahalのアーチにはコーランが書かれており、上に行くほど文字は大きくなり、下から見るとすべて同じ大きさの字に見えるようになっているそうなのですが、ヒンディー語のため、字が同じ大きさなのか、読みやすいのかさっぱりわかりませんでした。

f:id:startGurgaon:20190312142318j:plain

次に帰ってから知ったBlack Tajも”それ”と認識してから見て見ます。今回は霧もなく、対岸のBlack Tajがはっきり見えました。2回目ですが、やはり残念な跡地にしか見えません。

f:id:startGurgaon:20190312142427j:plain

そして前回霧のため全く見えなかったAgra城が見えました。Agra Fortつまり要塞です。今回はデリーでRed Fort見てきたのでほぼ同じでしょう、とジャッジし観光はキャンセルしました。ここから見れてラッキー!

前回、Black Tajを見て夫の同僚に要塞と説明を受けたと思ったんだけど違ったのかなあ〜なんて嘆いていましたが、もしかするとAgra城と勘違いして説明していたのでは疑惑が浮上。私、もしかしてちゃんとヒアリングできていた?

f:id:startGurgaon:20190312142549j:plain

 

 夫との距離感がわかる記事はこちら

startgurgaon.hatenadiary.com

 

Black Tajで落ち込んでいた記事はこちら

startgurgaon.hatenadiary.com

 

Taj Mahal 2回目 〜その1〜

Taj Mahal 2回目

 

またまた行ってきましたTaj Mahal。1回目とは違ったTaj Mahalに会えることに期待です。なんてったって遠いので、それなりに違いを見せつけてくれないと疲れ損。

 

まず最初の違いは、前回ノンストップでしたが、今回はトイレ休憩にサービスエリアに立ち寄りました。トイレはもちろん紙がなかったので、手持ちの水に溶けるティッシュを利用。持ってきて正解、グッジョブ自分。車に戻る途中売店をチラ見。売っているポテチが私の大好きなやつだったので買おうか悩みつつも、ぼったくられたらやだな〜と車に戻りました。車に戻ると夫があのポテチ買えばよかったかな〜とつぶやいていました。夫婦揃ってポテチに後ろ髪をひかれつつAgraに向けて出発。

f:id:startGurgaon:20190310142919j:plain

やっとAgraに到着。今回は駐車場の手前で降ろされ、前回より長い距離をてくてくTaj Mahalまで歩きます。その道すがらでかい牛に遭遇。恐れおののく息子。腰がひけています。

f:id:startGurgaon:20190310143000j:plain

次なる違いは何と入場料が値上がりしていました。あれ?前回と値段が違うよね!?観光シーズンだからかと憤慨してよくよくチケットを見てみたら、ミュージアムがついている。ミュージアム代がなぜか入っている!頼んでもいないのになぜだ?勿体無いのでミュージアムには絶対いかないと!と鼻息荒くTaj Mahalに向かいます。

f:id:startGurgaon:20190310143038j:plain

さて前回とは違った視点で入口の門からTaj Mahalを見てみます。ガイドブックには、近づくとミナレット(塔)が増えていくため、Taj Mahalがどんどん遠く見えるように錯覚する、と書いてあったのですが、全くわからなかった。。

f:id:startGurgaon:20190310160943j:plain

 

Humayun's Tomb 〜その2〜

Humayun's Tomb

Humayun's Tombです。Taj Mahalとの違いは四つの角にミナレット(塔)がないところです。茶色と白のコントラストが綺麗なTombです。

f:id:startGurgaon:20190310140630j:plain

中に入る階段がとても急で1段1段も高く、綺麗なサリーをきたインド女性が登っていましたが、とても大変そうでした。

f:id:startGurgaon:20190310140814j:plain

上に登ると確かに、Taj Mahalに似てるな〜と思います。

f:id:startGurgaon:20190310141356j:plain

Taj Mahalでは写真が取れませんでしたが、こちらは中の霊廟まで写真OKです。4つの部屋がありました。

f:id:startGurgaon:20190310140943j:plain

 窓の格子がとても綺麗だったので記念撮影。

f:id:startGurgaon:20190310141452j:plain

 最後に手乗りHumayun's Tomb。

f:id:startGurgaon:20190310142349j:plain